7月3日18時23分配信 毎日新聞
暴力団関係者を使い不動産会社経営者(51)を脅したとして恐喝容疑で逮捕されたタレントの羽賀研二(本名・当真(とうま)美喜男)容疑者(45)が、医療関連会社の未公開株を会社経営者に高値で売り付けた際、価格を偽った虚偽の「譲渡契約書」を渡していたことが大阪府警捜査4課の調べなどで分かった。羽賀容疑者は1株40万円で入手した未公開株を「1株120万円かかる」と高値で売り付けていたが、契約書は医療関連会社が会社経営者に譲渡するとの内容で、1株100万円となっていた。
羽賀容疑者が契約書を会社経営者に渡す直前、医療関連会社は経営破たんしていた。高値売り付けを隠ぺいするために羽賀容疑者が虚偽の契約書を作成したとみられる。
調べなどでは、羽賀容疑者は01年、未公開株を会社経営者に高値で売り付け、01年6〜10月にかけて仲介料を含めて約3億7000万円を支払わせた。さらに01年11月、羽賀容疑者は大阪市北区のホテルで、会社経営者に株の譲渡契約書を手渡した。その際、羽賀容疑者は「個人所有の株は1株120万円だが、医療関連会社から直接買えば100万円」などと説明したという。この契約書は、羽賀容疑者が医療関連会社関係者に依頼して作成していた。